月に2回、別々の日に行っている方の多い「フィラリア予防」と「ノミ・ダニ・マダニ」予防・駆除。
この2つを、まとめて1度で済ませられるのが「パノラミス錠」です。
錠剤なので、投薬後すぐでもシャンプーがOKです。
消化管内寄生虫まで一緒に駆除できるのも、嬉しいですよね。
では「パノラミス錠」には副作用は、ないのでしょうか?
パノラミス錠の副作用は?
「パノラミス錠」には「スピノサド」という成分が入っています。
この「スピノサド」が、「胃、十二指腸」を刺激して「嘔吐」する可能性があります。
「パノラミス錠」には「ミルベマイシンオキシム」という成分が入っています。
この「ミルベマイシンオキシム」は、まれにですが「下痢や軟便」を引き起こす可能性があります。
「パノラミス錠」を飲ませる前には、「フィラリア」の検査が必要になります。
フィラリア感染している犬に飲ませてしまった場合、「元気消失」・「食欲不振」・「嘔吐」・「呼吸速迫」・「大静脈症症候群」の症状が現れることがあります。
パノラミス錠を与えるときの注意点
「パノラミス錠」を与えるときは、おやつ感覚で与えられる「フィラリア予防」の薬とは考え方を変えましょう。
愛犬に「パノラミス錠」を飲ませる前には、少量で良いのでフードを与えましょう。
パノラミス錠を飲ませる前には、なぜフードを与えるのか?
「パノラミス錠」に入っている成分、「スピノサド」は胃や十二指腸にある消化管粘膜刺激受容体を刺激します。
・どうして刺激するのか?
それは、「スピノサド」が消化管粘膜刺激受容体に間違って、くっついてしまうからです。
・ではくっつかないようにするには、どうすればいいのか?
「パノラミス錠」を与える前に、フードを与えて消化管粘膜刺激受容体にくっつくのをふせぎましょう。
・嘔吐してしまうと、どうなるのか?
「パノラミス錠」を与えてからすぐに嘔吐してしまうと、嘔吐することにより成分が上手く吸収されない場合があります。
良く嘔吐する犬への、パノラミス錠の与え方
良く吐く子の場合は、「パノラミス錠」1錠を半分にし、朝と晩に分けて与えても大丈夫です。
体への負担が軽減されるので、1日の間に飲ませられるのであれば回数を分けてもOKとの獣医のお話です。
半分にした「パノラミス錠」を、さらに粉薬にして飲ませても問題ありません。
乳鉢セットを使用すると、簡単に硬い錠剤でも粉薬に出来ます。
お湯やお水でといて、液体にして飲ませても大丈夫です。
「パノラミス錠」を細かくすればするほど、独特の「ドクダミ」のようなニオイは強くなります。
愛犬の様子を見て、飲ませ方を考えてください。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 2000円~ | 1080円~ |
6錠:1ケース | 12000円~ | 6500円~ |
12錠:2ケース | 24,000円~ | 12,500円~ 最安 |
パノラミス錠は通販での在庫が無い為、「ネクスガードスペクトラ」や、同メーカー・同成分・同効果の「コンフォティスプラス・コンフォティス錠」へお切り替えの上、ご利用くださいませ。
猫へのノミマダニ・フィラリア予防は「ブロードライン」がおススメです。